触る(さわる)
2006年 07月 17日
「触る」という言葉が気になる。
「絵に触らないでください」
「このぬいぐるみに触ると、気持ちがいい」
など、普通、助詞は「に」をとる。辞書で見ると、五段活用の自動詞で助詞は「に」をとるとなっているし、初級の教科書でも助詞は「に」と書いてある。が、「を」をとることはないだろうか。
「だれかがわたしのお尻を(に)触っている」(いい例文ではありません。失礼。)
「彼に大切な壷を(に)触られた」
のように「ている」や受身形の場合はむしろ「を」のほうが自然な感じがするのはわたしだけだろうか。わたし自身の語感では、「~を触る」は比較的長い時間の接触で接触範囲が広い、「~に触る」は比較的短い時間の接触で接触範囲が狭いという気がする。
わたしが調べた限りでは「~を触る」について書かれたものがないので、これが正しいかどうかなんとも言えない。
「絵に触らないでください」
「このぬいぐるみに触ると、気持ちがいい」
など、普通、助詞は「に」をとる。辞書で見ると、五段活用の自動詞で助詞は「に」をとるとなっているし、初級の教科書でも助詞は「に」と書いてある。が、「を」をとることはないだろうか。
「だれかがわたしのお尻を(に)触っている」(いい例文ではありません。失礼。)
「彼に大切な壷を(に)触られた」
のように「ている」や受身形の場合はむしろ「を」のほうが自然な感じがするのはわたしだけだろうか。わたし自身の語感では、「~を触る」は比較的長い時間の接触で接触範囲が広い、「~に触る」は比較的短い時間の接触で接触範囲が狭いという気がする。
わたしが調べた限りでは「~を触る」について書かれたものがないので、これが正しいかどうかなんとも言えない。
by nihongobaka
| 2006-07-17 18:17
| ことば