中国大連で日本語を教えています。日本語を教えながら感じたこと、気づいたことなどを記します。


by nihongobaka
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わたしの勤務している学校は最寄のバス停から15分ほど歩かなければならず不便なため、朝晩学校のバスで送り迎えしてくれます(たまにバスがないときがあり、そのときはバス停から坂道を15分歩きます)。それはいいのですが、このバスの運転手の運転が恐ろしく乱暴で、いつか事故を起こすのではないかと冷や冷やしています。

とにかく、この運転手は走り出したら止まりません。前が少しでもつかえていると、路側帯か対抗車線に出て走り続けます。赤信号でも止まりません。もし赤信号ですでに止まっている車が前にあったら、対抗車線に出て追い越してでも、信号を無視して走り続けます。また、道がすいているときはかなりスピードを出します。「おれを止められるものなら止めてみろ!」という感じです。

中国はバスでもタクシーでもみんな運転が乱暴ですが、ここまで乱暴な人は他に知りません。なんでこんな人を雇ったんだろう・・・?
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by nihongobaka | 2006-09-26 14:35 | ことば以外の話題

新しい学生たち

新しいコースが始まって、3週間が過ぎた。まだ始まって間がないので、ほとんどの学生はまじめだが、すでにやる気が見られない者もいる。始まって3週間にもなるのに、まだひらがなとカタカナをきちんと覚えていない。宿題はほかの生徒のものを丸写し・・・等

彼らは日本へ留学するためにこの学校にいるのに、どうしてやる気がないのか理解できない。本人は留学する気などないのに、親の意向で仕方なく入ったのだろうか。日本で大学へ行こうと思ったら、相当高い日本語力が必要だ。ここでの勉強は初級だけなので、ここでの勉強が理解できないようなら、大学進学はあきらめたほうがいい。以前、日本へ行った学生で、もう一度初級からやり直している生徒がいるが、大学進学は難しいだろう。

この春日本へ行った学生で一人とても優秀な生徒がいて、この学校で「あいうえお」から勉強を始め、コース終了時にはわたしがほかの中国人と話すときに簡単な通訳ができるまでになった。その彼は今、上級クラスにいて、今年11月の日本留学試験を受け、来年の春に進学するつもりらしい。わたしは努力家の彼なら国立大学へ行けると信じている。

どうも、一部の学生は自分は何もしなくても、先生が自分の日本語をうまくしてくれると勘違いしているようだが、日本語が上手になる魔法でも使わない限り無理だ。教師は学生の日本語がうまくなるよう手助けするだけで、結局、上達するかどうかは本人の努力次第だ。

語学の勉強(に限らずすべての勉強)は、だんだん険しくなっていく山道を登るようなものだ。最初は平坦な道なので、だれもがあまり苦労せず、登ることができるが、上に行くにつれ、どんどん険しくなっていく。教師は学習者を頂上へと導くガイド役で、常に正しい道筋を案内し、障害があれば、それを乗り越える最善の方法をアドバイスする。しかし、本人に険しい山道を、障害を乗り越えて進んでいくだけの力と意志がなければどうしようもない。

そうは言っても、学生たちの日本語をうまくするのがわたしの使命なので、やる気がない学生だからと言って、放っておくわけにはいかない。しかし、最初からやる気のない学生に勉強させることなどできるのだろうか。いつも頭を悩ませる問題だ。
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by nihongobaka | 2006-09-16 00:51 | 学生たち
中国語で眠ることを睡覚(shuijiao)というが、どうして、「覚」という漢字が使われているのか、不思議だった。辞書を調べてみると、この字は「眠り」という意味だそうだ。それで納得がいったが、日本語ではこの字は「覚める」や「覚ます」と読み、中国語とは正反対の意味になってしまう。漢和辞典を見てみても、「眠り」という意味はない。

では、中国語で目が覚めることは何と言うのかというと、「醒(xing)」と言うらしい。確かに日本でも「覚醒」という言葉でこの漢字が使われている。中国語にもこの言葉があり、意味も大体同じようだが、読み方は「jiaoxing」ではなく、「juexing」となる。では「jue」はどういう意味かと思い調べてみると、謎が解けた。「覚」の字は「jue」と読んだ場合には「目が覚める」という意味になる。日本にはこの意味だけが入ってきたようだ。

同じ漢字なのに、読み方が変わると、意味が逆になる。中国語はおもしろい。
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by nihongobaka | 2006-09-13 00:27 | ことば

秋季コース開始

先週から秋季コースが始まった。これから6ヵ月間で初級を終了し、日本へと旅立って行く学生たちだ。今回は大半が今年高校を卒業したばかりの学生で、人数も前回よりはるかに増え、日本語のクラスは二つになった。日本語の講師も私だけでは足りないので、二人になった。

高校を卒業したばかりだと言うので心配していたが、今のところは始まったばかりだからか、みんなまじめにやっている。ただ、動詞の活用が入ってくるあたりから挫折する生徒が出てくるので、それからが心配だ。前回は一クラスの人数が少なかったから良かったが、今回は人数が多いので、やる気のない生徒が増えると収拾がつかなくなる恐れがある。

今、第一課が終わったばかりだが、すでに差が出始めている。できることなら、落ちこぼれを作らず、みんなの留学の夢をかなえてあげたいので、さらにわかりやすい授業の方法を模索しつつ、進めていこうと思う。

余談になるが、わたしの生徒たちのほとんどの年齢はわたしの年齢の半分にも満たない。わたしの子供だと言っても通じなくはないと思うと、わたしも年をとったものだと思う。気持ち的には彼らと変わらないつもりなのだが・・・
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by nihongobaka | 2006-09-06 17:58 | 学生たち

昼寝

最近、中国人は昼寝の習慣があるというのを知って、びっくりしました。わたしの学校は昼休みが2時間あり、学生たちはみんな昼寝をしているので、「どうして?」と思っていましたが、習慣だと聞いて、納得しました。わたしの中国語の先生によると、中国の企業は普通、昼寝のために1時間半から2時間の昼休みがあるとのことでした。わたしが以前大連で勤めていたところは外資系だったので、昼休みは1時間でした。

ちょっと調べてみると、昼寝をするのは午後からの仕事の効率があがるなど、色々な面でいいようです。確かにわたしも午後2時から3時ごろ、よく眠気に襲われます。これは生体メカニズム的にそうなっているそうで、生物というのは昼寝をして丁度いいようにできているようです。

しかし、わたしの学生たちは午後の授業は午前よりボーっとしています。他の記事にもありますが、昼寝は30分以上だと起きるのがつらく逆効果だそうで、15~30分くらいがいいそうです。わたしの学生たちは1時間くらい寝ているようなので、ちょうど深い眠りに入ったところで無理矢理起きるため、こうなるようです。これなら昼寝などしないほうがいいです(午後の授業は非常にやりにくい)。

昼寝をするときは、ベッドなどで横になってしまうと起きづらくなるので、いすに座ったままちょっと寝るのがいいのではないでしょうか。
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by nihongobaka | 2006-09-01 14:39 | ことば以外の話題